“しんじゅうだて”の漢字の書き方と例文
語句割合
心中立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はははは、当世女に、そんな心中立しんじゅうだては聞かぬところ、まず心配のないことじゃ」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
通い勤めなり、別に資本出すなりと、丸官はんに、応、言わせたも、皆、貴方あんたが、美津みいさんのためにこらえなはった、心中立しんじゅうだて一つやな。十年七年の奉公を一度に済ましなはったも同じ事。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)