“しゅつらん”の漢字の書き方と例文
語句割合
出藍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしイエスはいわゆる出藍しゅつらんの誉れで、洗礼の霊的意味をヨハネ以上に明らかにされた。すなわちヨハネは水をもって洗礼したが、イエスは聖霊で洗礼を施されました。
初めは墨色の研究のつもりだったが、だんだんこうじてきて、とうとう一昨年は、墨絵の展覧会までやった。私の墨絵の高弟で、出藍しゅつらんの誉れ高い、岩波の小林勇君との二人展である。
九谷の皿 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
二代目津藤として出藍しゅつらんほまれをいかがわしい境に馳せた香以散人はこの子之助である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)