“しぜんとうた”の漢字の書き方と例文
語句割合
自然淘汰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧村落は「自然淘汰しぜんとうた」という時の試練に堪えた場所に「適者」として「生存」しているのに反して
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
自然淘汰しぜんとうたというのは、いろいろな生物が生存してゆくために生物はお互いに競争し、また自然にも対抗してゆかなくてはならないのですが、そのうちで生存に都合のいいものが残り
チャールズ・ダーウィン (新字新仮名) / 石原純(著)
それがだんだんに三十一文字の短歌形式に固定して来たのは、やはり一種の自然淘汰しぜんとうたの結果であって、それが当時の環境に最もよく適応するものであったためであろう。
俳句の型式とその進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)