“しぐせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仕癖50.0%
習慣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母にはもう何もかも分っていたのだろうか、そばで泣いていた。母の泣く姿も、今ではすでに母の仕癖しぐせのように、右の袖口を、左の指先につつみ、掩っているのである。
斯う姓名を明かさんければならん、己の名前は兎も角も御主人の名をけがす事になっちゃア誠に済まん訳じゃアないか、手前は長く奉公しても山出しの習慣しぐせけん男だ、誠に困ったもんだの
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)