“ごしょうらく”の漢字の書き方と例文
語句割合
後生楽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この後生楽ごしょうらくは何たることだ、酔興でこしらえたきずだらけのかおに、大口をあいていい心持で寝こんでいる。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「この曲は五常楽じゃが、私のためには、後生楽ごしょうらくじゃ、どれ今度は私が、往生のきゅうを弾こうか」
どこの米の虫か知らねえが、後生楽ごしょうらくを吹きやがって、おらたちの身になってみろい。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)