“こえひく”の漢字の書き方と例文
語句割合
低音100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二つ目の窓の陰に身をそばめて、聞きおれば、時々腹より押し出したような父の笑い声、りんとした伯母の笑い声、かわるがわる聞こえしが、後には話し声のようやく低音こえひくになりて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)