“ぐわいへき”の漢字の書き方と例文
語句割合
外壁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是（これ）迄竪長いゴシツクを見慣れてた目に此（この）方形（ほうけい）に大きな伊太利（イタリイ）式ゴシツクの荘（さう）美と優美とを兼ねた外観に驚かされた。外壁（ぐわいへき）の上の彫像は二千躯（く）あると云ふが一一（いちいち）に好（い）い形をして居る。
巴里より (新字旧仮名) ／ 与謝野寛、与謝野晶子(著)
一方に幾つかの円（まる）屋根と様様（さまさま）の色大理石を用ひた幾十の柱と五つの扉とを外にしたサン・マルコの大寺院が金碧朱白（きんぺきしゆはく）の沈雅な趣（おもむき）をした外壁（ぐわいへき）の絵を、前に立つた三つの大きな幡（はた）の上に光らせて居る。
巴里より (新字旧仮名) ／ 与謝野寛、与謝野晶子(著)