“きわめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.8%
定評6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮世絵師の伝記を調べたる人は国芳がきわめ伝法肌でんぽうはだ江戸児えどっこたる事を知れり。この図の如きはまことによくその性情を示したる山水画にあらずや。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
奥方がしっかりしているので持っている——そのきわめはいよいよ本格的となって、今日までも動かせないでいるのだが、果して、それが無条件でそのまま受取れるか。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「これより少々南の方、河内の国の天野酒、これが日本一という定評きわめになっております」
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)