“きくだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
着下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、そのため息がまだ消えない内に、今度は彼の坐つてゐる前へ、金のよろひ着下きくだした、身の丈三丈もあらうといふ、厳かな神将が現れました。
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、そのため息がまだ消えない内に、今度は彼の坐っている前へ、金のよろい着下きくだした、身のたけ三丈もあろうという、おごそかな神将が現れました。
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
唯彼を推し立てることのクリストを憎み或はねたんだ大勢の人々に便利だつたからである。カヤパはきららにほう着下きくだし、冷かにクリストを眺めてゐたであらう。
続西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)