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きうかさんせう
ふりがな文庫
“きうかさんせう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
九霞山樵
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九霞山樵
(逆引き)
何処
(
どこ
)
か寂しい町の古道具屋の店に、たつた一幅売り残された、
九霞山樵
(
きうかさんせう
)
の水墨山水——僕は時時退屈すると
弥勒
(
みろく
)
の出世でも待つもののやうに、こんな空想にさへ
耽
(
ふけ
)
る事がある。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
東海の画人多しとは云へ、
九霞山樵
(
きうかさんせう
)
の如き大器又あるべしとも思はれず。されどその
大雅
(
たいが
)
すら、年三十に及びし時、意の如く
技
(
ぎ
)
の進まざるを憂ひて、教を
祇南海
(
ぎなんかい
)
に請ひし事あり。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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