“かんめんぽう”の漢字の書き方と例文
語句割合
乾麺麭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等は、早朝から雪の曠野こうやを歩いているのであった。彼等は、昼に、パンと乾麺麭かんめんぽうをかじり、雪を食ってのどを湿した。
渦巻ける烏の群 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
しそれが恋とよばれるならば、彼の恋は不如意な恋だった。彼は、丘を登りしなに、必ず、パンか、乾麺麭かんめんぽうか、砂糖かを新聞紙に包んで持っていた。
渦巻ける烏の群 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
彼は乾麺麭かんめんぽうを一袋握って、あとから追っかけた。
渦巻ける烏の群 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)