“かんパン”の漢字の書き方と例文
語句割合
乾麺麭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背嚢ルックザックから乾麺麭かんパンの包みを取りだすと、てのひらの中でこなごなにくだき、たいへん熟練したやりかたでつばといっしょに飲みにしてしまう。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
口のまわりの乾麺麭かんパンの粉を払い落として、水筒の水を一杯ずつ分けて飲むと、背嚢ルックザックをゆすりあげてサッサと歩き出した。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「……分析皿の魚は川にいた虹鱒を、乾麺麭かんパンをくだいたにまぶして油で揚げたもので、このサラダは、沢に生えていた水芹クレッソンを酢と油であえたものですわ」
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)