“からがら”の漢字の書き方と例文
語句割合
辛々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見る見る蛇は中央の一艘を占領して、北見之守をはじめ、妻妾も家臣達も命辛々からがら、比較的蛇の襲撃の少ない、他の二艘に引き揚げたのが精々でした。
をんなは命辛々からがら迯了にげおほせけれども、目覚むるとひとし頭面まくらもとは一面の火なるに仰天し、二声三声奥を呼捨よびすてにして走りでければ、あるじたちは如何いかになりけん、知らずと言ふ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
秋月九十郎は命辛々からがら逃げ廻りました。そして、一つ一つ物を失い、一枚一枚身の皮を剥ぎました。