“からかさや”の漢字の書き方と例文
語句割合
傘屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄斎老人は久し振に傘屋からかさやを訪ねた。そして蛤御門はまぐりごもんいくさや、桃太郎の鬼が島征伐などの昔話をして、二人とも目頭に涙を浮べて喜んだ。
「あの竹を丸くするのは仲々六ヶ敷いだらう、あれは傘屋からかさやか提灯屋に頼まなければ無理だらう。」
鱗雲 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「よろしおす。傘屋からかさやにおした所で何の役にも立ちよらんが、貴方あんさんとこやと拍子木にも値打が出ますやろからな。」
南画家富岡鉄斎老人の幼友達に、京都は新町丸太町辺に住んでゐる丸兵まるひやうといふ傘屋からかさやの爺さんがゐる。