“かたゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カタヰ
語句割合
乞食50.0%
乞丐35.7%
乞兒7.1%
丐兒7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見れば乞食かたゐは腐れ赤茄子トマトをかいつかみひたぶる泣きてくらふなりけり
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
案内者は皆この詞の誤らざるを證せり。一行の後には、さきの乞丐かたゐの群猶隨ひ來り、皆目をみはりて我等を打目守うちまもれり。
セプチミウス・セヱルス帝の凱旋門に登るいしだんの上には、大外套被りて臥したる乞兒かたゐ二三人あり。いにしへの神殿のなごりなる高き石柱は、長き影を地上に印せり。
例の石級の下に老いたるめくら乞兒かたゐありて、往きかふ人の「バヨツコ」(我二錢ばかりに當る銅貨)一つ投げ入れむを願ひて、薄葉鐵トルヲの小筒をさら/\と鳴らし居たり。
卓には麺包パンあり、莱菔だいこんあり。一瓶の酒を置いて、丐兒かたゐあまたさかづきのとりやりす。一人として畸形かたはならぬはなし。いつもの顏色には似もやらねど、知らぬものにはあらず。
同寮の僧にも、このちごをばあしなへたる丐兒かたゐにわたされずとのたまふを聞きつ。