“かずさのくに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上総国80.0%
上總國20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上総国かずさのくに勝浦一万一千石の領主、植村土佐守うえむらとさのかみは、若くて闊達かったつで、猟と女と遠乗りが何より好きという殿様でした。
上総国かずさのくに山武郡さんぶぐん小関村こぜきむらで延享二年一月十一日に神保利左衞門貞恒の第三男として生まれたのでした。
伊能忠敬 (新字新仮名) / 石原純(著)
上總國かずさのくに勝浦一萬一千石の領主植村土佐守、遠乘りの歸りお樂の茶店に立寄り、お菊を見染みそめて、下屋敷へ入れることになり三百兩の支度金まで出しましたが、それほどの事が、いくら隱しても