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かぐらぶえ
ふりがな文庫
“かぐらぶえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
神楽笛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神楽笛
(逆引き)
どこかで、
神楽笛
(
かぐらぶえ
)
の音が、遠く聞えるようでもある。夜祭でもあるのか、
篝
(
かがり
)
の火花が、森のこずえに、うす赤く
映
(
さ
)
している。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尺八じゃありませんよ、お
神楽笛
(
かぐらぶえ
)
の横笛なんで、
能管
(
のうかん
)
でもあることか、ただの横笛ですよ。
銭形平次捕物控:349 笛吹兵二郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
松の内らしい
鼓
(
つづみ
)
の音や、
神楽笛
(
かぐらぶえ
)
は町を流れていたが、その音のどこかに悲調がこもっていた。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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