“おのらんざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
小野蘭山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』(享和三年(1803)刊行)にそのササユリの形状を次のように書いてあって、すこぶる分りやすいからここに転載する。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』に、蒲公英を越中えっちょう国でツヅミグサというとあり、しかもこの地方でタンポポというのは、花生けその他の竹の筒のことであるのを見ると
またある人、小野蘭山おのらんざん先生にたずねければ、「黄県志こうけんし」の皮狐ひこにちかしと答えられしとなり。雲伯うんぱく俚俗りぞく、このものの人を悩ますことをいえども、人を悩ますものにあらず。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』に「真ノ胡桃クルミハ韓種ニシテ世ニ少シ葉オニグルミヨリ長大ニシテ核モ亦大ナリ一寸余ニシテ皺多シ故ニ仁モ大ニシテ岐多シ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
次に小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』巻之十七(享和三年[1803]出版)には、玉柏(マンネングサ、日光ノマンネングサ、マンネンスギ、ビロウドスギ)
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)