“おことわり”の漢字の書き方と例文
語句割合
御断100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なほ幾久しくまん/\年までも相変らずといはひ入まゐらせ候、すゑながらどなた様にもよろしく御申伝へいただけ候やう、ねがひ上まゐらせ候。御目録にて失礼の御事、よろしく御断おことわり申上まゐらせ候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
大勲位の御媒酌なんて有難いことは無いと、奥様も大層な御歓喜およろこびいらしつたで御座いませう、其れをお嬢様、貴嬢がキツパリ御断おことわりになつたもんですから……御両所おふたりの御立腹は如何いかがで御座いました
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)