“おおてまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
大手町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白木屋しろきやで七階食堂の西向きの窓から大手町おおてまちのほうをながめた朝の景色も珍しい。水平に一線を画した高架線路の上を省線電車が走り、時に機関車がまっ白な蒸気を吐いて通る。
Liber Studiorum (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
昼飯をすませて少し休息すると、わずかばかりの紙幣を財布さいふに入れて出かける。三田みた行きの電車を大手町おおてまちで乗り換えたり、あるいはそこから歩いたりして日本橋にほんばしの四つかどまで行く。
丸善と三越 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)