“おおぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
大蜘蛛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽毛はね布団の下から、真黒なものがむくむくと姿を現わした。それは一ぴき大蜘蛛おおぐもだった。
見開いた眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
大蜘蛛おおぐもの現れ小蜘蛛なきがごと
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
……筆勢ひっせいあまっておどし文句をつらねてはみたが、ここで金博士が、間髪かんぱつれず、顔にあたった大蜘蛛おおぐもを払いのけ、きゃあとかすうとかいってくれれば、作者も張合はりあいがあるのであるが、当の博士は