“えんしょうぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煙硝庫50.0%
煙硝蔵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はあ、これなればこそけれ、聞くも可恐おそろしげな煙硝庫えんしょうぐらが、カラカラとしてはしゃいで、日が当っては大事じゃ。」
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「笑っていろ、笑っていろ、そして、いまに見ているがいい、この下の煙硝庫えんしょうぐら破裂はれつして、やぐらもきさまもおいらも、一しょくたに、みじんに吹ッ飛ばされるから」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
煙硝蔵えんしょうぐらを調べて見たけれども、そこにはなんらの異状もありません。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その舶来の煙硝蔵えんしょうぐらとやらへ、俺らもおともをしてみてえものだな