“えびどこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海老床85.7%
蝦夷床14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに春見屋でねえって、そんな事はありやせん、前々月せん/\げつの二日の日暮方ひくれかたわっち海老床えびどこという西洋床を持って居りますが、其処そこへ旦那がおでなすったから、久し振でお目にかゝり
「いや、皆んな勝手に手傳つてくれてゐるよ。いの一番は海老床えびどこの喜八親方さ、まだ起きたばかりで、顏を半分洗つて飛出して來たが——」
「町内の蝦夷床えびどこへ入って、順番を待つうち、中で木枕に頭を当てて、ツイウトウトとしかけたと思うと、多勢立て込んだ客が、あっしが居るとも知らずに、とんでもねえ話を始めた——」