“うなぎや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鰻屋96.9%
蒲焼3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この間の小説はもう出来上ったか。」と唖々子はわたしに導かれて、電車通の鰻屋うなぎや宮川へ行くみちすがらわたしに問いかけた。
十日の菊 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ただ鮨屋すしや鰻屋うなぎやを兼ねた「お」の字亭のおかみの話によれば、色の浅黒い、髪の毛のちぢれた、小がらな女だったと言うことです。
温泉だより (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
出前をおも蕎麦そばやがあるくらいなもので、田所町に蒲焼うなぎやの和田平、小伝馬町三丁目にも蒲焼の近三、うまや新道から小伝馬町三丁目通りにぬける露地に、牛肉の伊勢重があるだけだった。