“うじまさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氏政80.0%
氏正20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろいろ遠方から気をつかってくる北条氏政うじまさにたいしては、梨地蒔絵なしじまきえの太刀一腰ひとこし与えただけで
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
又滝川左近将監しょうげん一益も、武蔵野に於て、北条左京大夫氏政うじまさと合戦中であったが、たちまち媾和して、尾州長島の居城に帰った。
賤ヶ岳合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
十一月に入って冬至の節に、大垣侯戸田氏正うじまさの家老小原鉄心おばらてっしん溜池ためいけの邸舎に詩筵を開いた。戸田氏の邸は今日の赤坂榎坂町えのきざかちょうにあった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)