“うじがみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
氏神100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このまちでは、ちょうどむかしからの氏神うじがみさまの祭日さいじつたるのでした。そして、いつも、むかしわらないもよおしをするのでした。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ただ氏神うじがみさまより遠いということは、少しこわかった。彼らはまだ、だれひとり一本松まで歩いていったものがないのだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
大阪の市中には各所に沢山の氏神うじがみが散在し、それが今もなお七月中にその全部が、日を違えて各々夏祭を行うのである。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)