“いろがらす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
色硝子83.3%
彩玻璃16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるか突当り——崖を左へけた離れ座敷、確か一宇ひとむね別になって根太ねだの高いのがありました、……そこの障子が、薄い色硝子いろがらすめたように、ぼうとこう鶏卵色たまごいろになった、あかりけたものらしい。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
色硝子いろがらするるこうぢ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
イズモ町を過ぎて商店の飾窓の彩玻璃いろがらすに衣裳の影をうつしてプロフェショナルな女がかるく通行の男にウィンクした。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)