“いついつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何時々々50.0%
汨々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戻れば太郎の母と言はれて何時々々いついつまでも原田の奥様、御両親に奏任のむこがある身と自慢させ、わたしさへ身を節倹つめれば時たまはお口に合ふ物お小遣こづかひも差あげられるに
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
四世紀の交に基督キリスト教の羅馬ローマに入り来り、神力に頼る大なる威厳を以て、千古の疑問たる婦人問題に一夫一婦制の解決を下すや、多少の反対はあったけれども、汨々いついつとしてみなぎり来る潮勢のふせがたき如く
婦人問題解決の急務 (新字新仮名) / 大隈重信(著)