“いちょうなり”の漢字の書き方と例文
語句割合
銀杏形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀杏形いちょうなりの忍び笠の上から、さらに頬かぶりの布をあごの下でむすび、どこかの郷士らしい風采に見えるが、それは高氏の微行しのびの姿だった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浅黄あさぎ手甲脚絆てっこうきゃはんをつけ、新しい銀杏形いちょうなり藺笠いがさつえまで、門口に出してある。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)