“いちぢく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無花果72.7%
一軸18.2%
無花果樹9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バグダツドの市場いちばの噴きの上には大きい無花果いちぢくが葉を拡げてゐます。その噴き井の右ゐるのはハアヂと名乗つた先刻の商人、左にゐるのは水瓶みづかめをさげた、美しい一人ひとりの娘です。
三つの指環 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
拝領の一軸いちぢくりし牡丹ぼたんかな
自選 荷風百句 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
*墳墓のほとり平原のもなか*無花果樹いちぢくたつ處
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)