“いせじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
伊勢路100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちを伊勢路いせじにとって流れついたのがこの山田の町であった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
この旅の間、半蔵は名古屋から伊勢路いせじへかけてほとんど毎日のように降られ続け、わずかに旧師寛斎の墓前にぬかずいた日のみよい天気を迎えたぐらいのものであった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今度、秀吉が伊勢路いせじへ進出して来た意中には、初めから、大きな目算もくさんがあったのである。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)