“いしじぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石地蔵90.9%
石地藏9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
または寺の多い裏町の角なぞに立っている小さなほこらやまたあまざらしのままなる石地蔵いしじぞうには今もって必ず願掛がんがけ絵馬えまや奉納の手拭てぬぐい、或時は線香なぞが上げてある。
経堂の駅で電車をおりて、教えられた道を十丁ほど行くと、街角に大きな石地蔵いしじぞうが立っていた。
悪霊物語 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
地震ぢしん場合ばあひ崖下がいか危險きけんなことはいふまでもない。横須賀停車場よこすかていしやばまへつたものは、其處そこ崖下がけした石地藏いしじぞうてるをづくであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)