“いくしゅんかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
幾瞬間100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、空には雨雲が減って、灌木かんぼくの茂みの形のみならず、背の高い草花のかげまでが、一層はっきり浮んでいた。待ち構える身にとって、最初の幾瞬間いくしゅんかんつらかった。ほとんどおそろしいくらいだった。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)