“あひなる”の漢字の書き方と例文
語句割合
相成100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御咎おとがめもなく却て御目見めみえ仰付おほせつけられし事冥加みやうが至極しごく有難き仕合しあはせなり方ぢやう樣へ御願ひと申すは別儀べつぎにあらず私し主人儀無實の罪におちいり近々御所置に相成あひなるに付何卒御ころもの袖を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きくつけ猶さら氣の毒に思ひ此上御世話に相成あひなるは兎も角も此衣類は當時不用の品ゆゑ何卒なにとぞ御賣拂おうりはらひ御勘定下されよと互にあらそひ居る折から半四郎は立歸たちかへりしが今兩人の言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
退しさり人違ひにも候べし此長庵に於て御召捕めしとり相成あひなるおぼえ更になしと大膽だいたんにも言拔いひぬけんとするを捕方とりかたの人々聲をかけ覺えの有無うむは云ふに及ばず尋常じんじやうなはに掛れと大勢折重をりかさなりて取押へ遂に繩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)