“あかゲツト”の漢字の書き方と例文
語句割合
赤毛布100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意地の悪い兄は塩梅あんばいに、丸佐へ出かけた留守でございます。わたしは泣いたのも忘れたやうに、早速人力車に飛び乗りました。赤毛布あかゲツトを膝掛けにした、輪のがらがらと鳴る人力車に。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)