□今月号の従妹に宛てた私の手紙は実におはづかしいものだ。私はあのまゝでは発表したくなかつた。もう少ししつかりしたものにして発表したかつた。併し日数がせつぱつまつてから出さうと約束したので一端書きかけて止めておいたのをまた書きつぎかけたのだけ …
著者 | 伊藤野枝 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「青鞜 第四巻第三号」1914(大正3)年3月号 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
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