編輯室よりへんしゅうしつより(一九一四年三月号)(せんきゅうひゃくじゅうよねんさんがつごう)
□今月号の従妹に宛てた私の手紙は実におはづかしいものだ。私はあのまゝでは発表したくなかつた。もう少ししつかりしたものにして発表したかつた。併し日数がせつぱつまつてから出さうと約束したので一端書きかけて止めておいたのをまた書きつぎかけたのだけ …
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