『蝉(せみ)』
蝉が鳴いてゐる、蝉が鳴いてゐる 蝉が鳴いてゐるほかになんにもない! うつらうつらと僕はする ……風もある…… 松林を透いて空が見える うつらうつらと僕はする。 『いいや、さうぢやない、さうぢやない!』と彼が云ふ 『ちがつてゐるよ』と僕がいふ …
作品に特徴的な語句
田舎(ゐなか) 奴(やつ)
題名が同じ作品
蝉 (新字旧仮名)/ 牧野信一 (著)