トップ
>
『千匹猿の鍔』
ふりがな文庫
『
千匹猿の鍔
(
せんびきざるのつば
)
』
大正十二年九月一日、高橋秀臣君は埼玉県下へ遊説に往っていたが、突如として起った大震災の騒ぎに、翌二日倉皇として神田錦町の自宅へ帰ったが、四辺は一面の焼野原。やっとのことで家族の行方を捜し当たが、家族は着のみ着のままで、家財道具などは何一つ持 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
作
(
さく
)
倉皇
(
そうこう
)
光広
(
みつひろ
)
共箱
(
ともばこ
)
四辺
(
あたり
)
愛玩
(
あいがん
)
措
(
お
)
枕頭
(
まくらもと
)
生面
(
せいめん
)
貴下
(
あなた
)
路傍
(
みちばた
)
鍔
(
つば
)