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『そりとランターン』
ふりがな文庫
『
そりとランターン
(
)
』
ランタンともしたそりだから、 ひばなみたいにはしつてる。 ランタンほのかなそりだから、 そこだけ粉雪見えてゐる。 ランタンあをいそりだから、 馴鹿のしり光つてる。 ランタン消えそなそりだから、 誰かゞ両手でおほつてる。 ランタンゆれてるそり …
著者
新美南吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「赤い鳥」赤い鳥社、1932(昭和7)年6月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
貂
(
てう
)
馴鹿
(
となかい
)