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食台
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ちゃぶだい
ふりがな文庫
“
食台
(
ちゃぶだい
)” の例文
物に感じ
易
(
やす
)
い捨吉はこの婦人と田辺のお婆さんや姉さんとの女同志の
峻烈
(
きび
)
しい関係を読むように成った。殊にそれを一緒に
食台
(
ちゃぶだい
)
に就く時に読んだ。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お光は
頷
(
うなず
)
いて、着物着更えに次の間へ入った。雇い婆は二階へ上るし、小僧は
食台
(
ちゃぶだい
)
を持って
洗槽元
(
ながしもと
)
へ洗い物に行くし、後には為さん一人残ったが、お光が帯を解く音がサヤサヤと
襖越
(
ふすまご
)
しに聞える。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
夕飯の時が来て細君も弘も円い大きな
食台
(
ちゃぶだい
)
のまわりに一緒に成った。その時はもうお婆さんは他の話に移って、捨吉のしたことを
咎
(
とが
)
めようとする様子はなかった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“食台”の意味
《名詞》
食事に使用する台。食卓。
(出典:Wiktionary)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食堂
食膳
食禄
食餌
食料