“蜂屋”の読み方と例文
読み方割合
はちや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という態度で書簡を通じていたし、中川瀬兵衛、高山右近、池田信輝、蜂屋はちや頼隆等、みな同様に心を寄せていた面々である。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜂屋はちや文太郎という新聞記者、紅茶の角砂糖を砕きながら、独り言ともなくこう申します。何新聞の記者なのか誰も知りませんが、本人が言うのですから、新聞記者をして居ることだけは確かでしょう。
古城の真昼 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その翌日の午、二人は源ノ森の「蜂屋はちや」という料理茶屋で逢った。
(新字新仮名) / 山本周五郎(著)