“洪牙利”の読み方と例文
読み方割合
ハンガリー100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チェロ奏者オットカール・レヴェズは洪牙利ハンガリーコンタルツァ町医師ハドナックの二男。いずれも各地名門の出である。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
欧洲において比較的重き制限を今なお保有するものは洪牙利ハンガリーであるが、しかし洪牙利が普通選挙制を布かないのは、人種関係の上から已むを得ない点もある。
煙草たばこばかり吹かしている洪牙利ハンガリー人や、顔色の黒いヌビヤ人や、身長せいの高くない日本人や、喧嘩早い墨西哥メキシコの商人などが、黄金かねの威力に圧迫され、血眼ちまなこになって歩いている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)