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揚場
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あげば
ふりがな文庫
“
揚場
(
あげば
)” の例文
これは前の太夫さんとは段ちがいで、おなじ旗本と云っても二百石の小身、牛込の
揚場
(
あげば
)
に近いところに屋敷を
有
(
も
)
っている今宮六之助という人です。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
彼らは
筑土
(
つくど
)
を下りて、柿の木横町から
揚場
(
あげば
)
へ出て、かねてそこの船宿にあつらえておいた屋根船に乗るのである。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぐっしょり雨に濡れたお庄は、灯影を避けるようにして、
揚場
(
あげば
)
の方へ歩いて行った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
日が暮れる、向の
揚場
(
あげば
)
に火がついた。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
たてり、
揚場
(
あげば
)
に——
女
(
め
)
の帶や。
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
帰りには、暑さが余り
酷
(
ひど
)
かったので、電車で飯田橋へ回って、それから
揚場
(
あげば
)
を
筋違
(
すじかい
)
に
毘沙門前
(
びしゃもんまえ
)
へ出た。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
帰りには、暑さが余り
酷
(
ひど
)
かつたので、電車で飯田橋へ
回
(
まは
)
つて、それから
揚場
(
あげば
)
を
筋違
(
すぢかひ
)
に
毘沙門前
(
びしやもんまへ
)
へ
出
(
で
)
た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして、すぐ
揚場
(
あげば
)
の方へ引き返した。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さうして、すぐ
揚場
(
あげば
)
の方へ
引
(
ひ
)
き返した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“揚場”で始まる語句
揚場辺