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御時宜
ふりがな文庫
“御時宜”の読み方と例文
読み方
割合
おじぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじぎ
(逆引き)
母は小さな墓の前に来ると、これがお父さんの御墓だと教えた。が、彼はその前に立って、ちょいと
御時宜
(
おじぎ
)
をしただけだった。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
権助は
叮嚀
(
ていねい
)
に
御時宜
(
おじぎ
)
をすると、静かに青空を踏みながら、だんだん高い雲の中へ昇って行ってしまいました。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「和田のやつも女の前へ来ると、きっと嬉しそうに
御時宜
(
おじぎ
)
をしている。それがまたこう及び腰に、白い木馬に
跨
(
またが
)
ったまま、ネクタイだけ前へぶらさげてね。——」
一夕話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御時宜(おじぎ)の例文をもっと
(8作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
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