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前途
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まえ
ふりがな文庫
“
前途
(
まえ
)” の例文
これは無くてはなるまい。あの、火薬庫を
前途
(
まえ
)
にして目黒へ通う赤い道は、かかる秋の日も見るからに暑くるしく、並木の松が欲しそうであるから。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鶏は脇の処で恐しい羽ばたきをしますね、私あその
煽
(
あおり
)
で宙へ上りそうで足も地につきませんや。
背後
(
うしろ
)
の方でも、
前途
(
まえ
)
の方でも、その時分にようようワッという人声が陰に
籠
(
こも
)
って聞えました。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“前途”の意味
《名詞》
前途(ぜんと)
(空間的な)これから進む道のり。
(時間的な)将来。
(出典:Wiktionary)
“前途”の解説
前途
(出典:Wikipedia)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“前途”で始まる語句
前途遼遠
前途多幸
前途遥
前途有望