“龍虎山”の読み方と例文
読み方割合
りょうこざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしこみを見せて、——「聖旨のおもむきは、さっそく、この地の奥、龍虎山りょうこざん上清宮じょうせいぐうにつたえおきましたから、万端をととのえご参籠をお待ち申しあげておるはずで」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうは、半信半疑の思いで、なお行くと、なるほど、ここはまだ龍虎山りょうこざんの七、八合目あたりだったのか、巍然ぎぜんとして、古塔のそびえを中心に、一郭の堂廟伽藍どうびょうがらんが、望まれだした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
龍虎山りょうこざん一帯は、古来、全国の信仰をあつめてきた道教どうきょうの大本山だ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)