“龍興”の読み方と例文
新字：竜興
読み方割合
たつおき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「斎藤龍興（たつおき）の旧臣と聞いておりますが、その旧主にたいして、今なお節を曲げない点を、お賞（ほ）めあそばすのでございますか」
新書太閤記：07 第七分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
信長を窺（うかが）う敵は、三好松永の党ばかりではない。美濃を逐（お）われた斎藤龍興（たつおき）とその一族もある。つい先頃亡ぼされた佐々木一族やその他もある。
新書太閤記：03 第三分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
美濃の各将は、稲葉山の城へのぼって、主将斎藤龍興（たつおき）に、例年のとおり拝賀の礼を執った。
新書太閤記：03 第三分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)