“齧歯獣”の読み方と例文
読み方割合
げっしじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おお齧歯獣げっしじゅうの婦人よ、君たちの美しい小さな白い歯は砂糖を崇拝する。がよく聞かれよ、砂糖は一種の塩である。塩はすべて物を乾燥せしむる。中にも砂糖はあらゆる塩のうちで最も乾燥力が強い。
もしヴィヨンが昔の予備の住居を尋ねても、今はその影さえ見つけ得ないだろう。しかしこの網の目のようなあなぐらの中にはやはり、昔からの齧歯獣げっしじゅうの民が住んでいて、昔よりかえって多いくらいである。