“鵜殿”の読み方と例文
読み方割合
うどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本堂で法要が行われたあと、客殿で茶菓が出、益村、園部両家の者が暫く対談した。益村のほうは庄司五郎左衛門と妻、鵜殿うどの久左衛門と妻。
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
住みなれた下宿の一室にゐることも厭で、鵜殿うどの新一の家へ書きかけの小説を持込み、そこで仕事をつゞけたりしてゐた。
古都 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
つたへて今に片葉に生ずるか風土の一奇事と云べしつのくに鵜殿うどののあしと同品なり
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)