鳥子餅とりのこもち)” の例文
さればそんじよそこらのねえさんたちそれぞれよい客見付けて足を洗ひ、中には鳥子餅とりのこもちくばるもあれど、その噂朋輩の口よりまだ消えもやらぬに、早くもああくさくさしちまつたよと
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)